みるくが皮膚型リンパ腫の診断を受けました。緩和ケアとしてプレドニンを始めて一ヶ月。今この瞬間を穏やかに過ごすみるくの様子と、飼い主として感じた小さな幸せを記しておきたいと思います。

プレドニン開始からの変化
10月下旬、成長を続けていたデキモノは、においと出血を伴うようになっていました。
「少しでも楽に過ごせたら」との思いで、緩和ケアとして一日15mgのプレドニンを始めました。
すると二日目には出血と匂いが消え、三日目にはデキモノ自体が小さくなり始めました。
確実に活動性が落ちていることがわかり、胸の奥で小さな安堵を感じました。
その一方で、多飲・多尿・食欲増進という副作用も現れました。
今までほとんど水を飲まなかったみるくが、水瓶から自ら飲むようになり、トイレシートいっぱいにオシッコをするように。
そして何より、食欲が戻ったのです。
慎重に匂いを嗅いで食べていたみるくが、「早くちょうだい!」と尻尾を振りながら完食する姿に、思わず笑顔がこぼれました。

ご飯が待ちきれずキッチンで寝ています(-_-)zzz
診察の日、感じたこと
10日後の受診では、デキモノの縮小・止血・匂いの消失というすべての目標が叶っていました。
先生も驚くほどの効果で、私自身もその効き目に少し怖さを感じるほどでした。
プレドニンは2日おきの10mgに減量となり、その後3週間が経ちました。
多飲・多尿は落ち着き、食欲はしっかり残っています。
相変わらずの「クレクレ攻撃」と完食の毎日。
ただ、抑えられていたデキモノは、また少しずつ大きくなり始めました。
穏やかな時間が続きますように
プレドニンがどんなに効いても、永遠に止められる病気ではないことを知っています。
それでも今、みるくが自分の足で歩き、美味しそうにごはんを食べている時間がある。
その一瞬一瞬が、何よりの宝物です。
どうかこの穏やかな日々が、もう少しだけ続きますように。
みるくの笑顔とともに、私も今日を丁寧に過ごしていきたいと思います。



コメント